2005'10.30 (Sun)

読書の話3:『山月記』『悟浄出世』『悟浄歎異』【第141回】

今日は。今日も御訪問有難うございます。



昨日の夜から「ゆっくりしたい」との心身の声に従って、今日はお昼過ぎまでぼんやり過ごしていました。以前なら、このままずるずるとサボって何もしなくなる事を恐れましたが、今はその恐怖を感じません。休めばまた歩き出す自分を知っているからです。

今日は読書のお話です。ここ数日の記事とも関係のあるお話で、素敵なシンクロと気付きのあるお話です。

今日の本はこちらです。


中島 敦 / 岩波書店(1994/07)
Amazonランキング:4,934位
Amazonおすすめ度:
色あせることない名作
名人伝もお薦めです
予言者



『山月記』を授業で読んで、級友は私の事だと言いました。その時は、李徴の自負心のみに目が行って、そうかも知れないと思いました。自分の不才が明かされるのを恐れて何も出来なかっただけだと気付いたのは、随分後になってからです。認められない事を恐れて、作品を発表出来なかっただけ。孤高を気取って、実は仲間外れが怖かっただけ。追い出される前に出て行っただけ…

それから何年か経って、暗闇の真っ只中にあった私は『山月記』をまた読む事にしました。その時私が共感したのは李徴よりも『悟浄歎異』悟浄でした。それぞれの信念に沿って生きてゆく師匠・三蔵と仲間の悟空八戒に比べ、確たる信念を見付けられず、積極的に生きられずにいる悟浄。思考にとどまってなかなか進めない悟浄はまず、思考より先に行動し、どんどん進んでゆく悟空の生き方を学ぼうとしますが…

その当時買った短編集には入っていなかった、『悟浄歎異』の前編である『悟浄出世』を先日読んで、どうしてこちらを先に読まなかったのか、どうしてあの頃これは私の前に現れてくれなかったのかと思いました。

「世界と自分の存在理由」に悩み、答えを求めながら得られずに堂々巡りを繰り返して進めない悟浄。「自分探し」と称し、一見「勉強している」様に見せかけて実は何もせず決断の時を先延ばしにしてきた自分のモラトリアムと重なりました。

立ち止まって考えていても何も始まらない、とりあえず進んでみた方が良いと知りながら何故進めないのか。紆余曲折を経てその理由に気付いた悟浄は、足を踏み出す覚悟を決めました。そして…

きっと、あの時この小説に出会わなかったのは、まだその時ではなかったからだと、この小説を読んで感じました。今出会うのが良かったのです。

けれど、今読んで涙が出るのは『山月記』。戻らない日々への哀惜か、安堵か…

このブログを始めた時に書いた言葉を今日再び読んでみました。

「私は昔から文章を書くのが好きで、いつか自分の文章を発表したいと思っていました。ですからブログにも興味がありました。

けれど、漠然とそう思っているだけで、実際それに対して何か始めようとは考えていませんでした。

そんなある日、文章を多くの人に読んでもらった方が良いとのアドバイスをある方に頂いたことから、文章を書く事についてじっくり考える機会を得ました。

そして気付いたのです。以前から文章を発表したかったのに、「書く内容が出来たら」「もっと文章が上手くなったら」等と先延ばしにする言い訳ばかりしてきた事に。

これではいつまで経っても始まりません。

何か始めなければ、何も始まりません。

理想通りに出来ないからしない、ではなく、今出来ることを精一杯やりたいと思い、今日からブログを始めてみました。

始めたからこそ分かる事や書ける事があるかも知れないと、今からとても楽しみです。 」

そして、今やこのブログは多くの方々に支えられ、私の文章にアドヴァイスを下さる方々にも出会えました。始めなければ辿り着けなかった場所、一人ではなかなか到達出来ないであろう思考が現実のものとなっています。もう私は李徴ではなかったのです。悩みながらも進んでゆく『悟浄歎異』悟浄の様に、これからも進んでゆきます。

これまで本当に有難うございました、そしてこれからも宜しくお願いします。

上記以外にも、中島敦の作品が多く収録されている青空文庫。お奨めです。当ブログの「世界への扉」にもリンクを貼りました。
http://www.aozora.gr.jp/

最後まで読んで下さって有難うございました。希望を持てば、今日は昨日よりもっと良い日になります。今日も皆様が幸福に過ごされます様に。

今日の一言:そうなる様に生きてゆける。

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15:04  |  読書  |  TB(3)  |  CM(6)  |  EDIT  |  Top↑

2005'10.29 (Sat)

大抵の誤解や不安は「答えを焦る事」から生じる (BlogPet)

Valeが理解すればよかった?


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「Vale」が書きました。

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10:05  |  BlogPetのValeの言葉  |  TB(0)  |  CM(1)  |  EDIT  |  Top↑

2005'10.25 (Tue)

成功は自分の居場所が準備された所に来る

今日は。今日も御訪問有難うございます。



136回目の今日は、「物事には時期がある」事についてさらに考え、そして気付いた事をお話します。

成功した人達の成功談を読んでいると、「幸運が独りでにやって来ている」様に感じられる時があります。例えば、「絶体絶命という時に思いがけない電話が…」「町で偶然会った人は実は…」等と書かれていると、「この人は幸運に恵まれているからであって、自分は違うだろう」と思って諦めたくなる場合もあるでしょう。

けれど、よくよく読み取ってみると、「成功した人々は皆、しっかりと準備をした人達」である事に気付きます。

読む側も「どの様に成功したか」に焦点を当てて読み、書き手も苦労話を遠慮する場合がありますから、なかなかこの「準備期間」に思い当たらない場合があるのでしょう。

さらによくある考え方が、「成功者も努力はしただろうが、その努力は凡人には出来ない事だ」というものです。

私にはそう思えません。この人達はただ、目の前の課題を確実に達成していっただけだと思えるのです。

そして、その目の前の課題を達成し続け、準備が整った時に成功が訪れます。成功が向こうからやってくるので、一見幸運が味方した様に見えますが、成功は自分の居場所が準備された所に来るだけです。

公園のベンチに、訪れた誰かが座る様なものです。ベンチがなくても、座りたい人はブランコか何か他の座れる場所に座るでしょう。これが、ロッキー☆さんに教わった「夢は自分が思っていたのと違うプロセスで達成する事がある」だと思います。

目の前の課題は「自分の力量」に合わせて「与えられ」ますから、「こんな簡単な事をしたって何にもならない」と思う事もあるでしょう。まだ「与えられていない」課題に背伸びで手を伸ばす事もあるでしょう。その背伸びを「努力」と勘違いして「自分は頑張っている」気になっても、しっかり作っていない土台の上にはきちんとした建物は建ちません。

目の前の課題は、何らかの理由があって自分に与えられているのです。

最後まで読んで下さって有難うございました。希望を持てば、今日は昨日よりもっと良い日になります。今日も皆様が幸福に過ごされます様に。

今日の一言:必然ではないかも知れない。だとしても、何ら変わる事はない。では、信じても損はない。

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13:07  |  始めに  |  TB(0)  |  CM(11)  |  EDIT  |  Top↑

2005'10.24 (Mon)

不思議な巡り合わせ

今日は。今日も御訪問有難うございます。



昨日は久し振りに遠出をして、すっかり疲れ、MOTO GPが始まる直前で寝てしまいました…。ビデオで見ます…。けれど、ピッポの一年半ぶりのゴールを見られたので良かったです。

フィリッポ・インザーギがどうしてあれ程愛される選手か分かった気がします。感動しました。

外出の折に、以前幸運しあわせさんから薦めて頂いた本を探しました。深見東州氏の『強運ノート』です。生憎立ち寄った本屋にはなかったのですが、代わりに著者の別の本が何冊かあったので目を通しました。

深見東州氏もまた、宇宙の法則に従って生きる事が開運に繋がると説いておいでで、今まで学んだ事への確信を深める内容が一杯でした。特に「願い事は『叶えて下さい、お願いします』ではなくて、『叶えて下さって有難うございます』と言うのが良い事」と、以前月読氏のマガジンで学んだ事が書いてある事に感動しました。

そして読み進める内に、「時期が来るのを待つ事の重要性」が説いてありました。今丁度私が考え続けていた課題でした。

本をお奨め頂いてから少し時間が空いていたのに、絶好のタイミングで一番必要な情報に触れる事が出来ました。

全ては必然で、最も相応しい時に与えられる。

自分がする事はただ、相応しい自分になる努力を重ね、相応しくなる時まで待つ事なのだと思いました。幸運しあわせさん有難うございます。

単なる偶然と考える事も出来ます。必然と考えるか、偶然と考えるか、それは個人の自由であり、私は前者を選びます。以前は後者の考え方でしたが、それで今まで良い事があったかと訊かれれば、なかったと答えます。だから、変えました。そして、良い事があったと今言えます。

さて、では努力とは何でしょうか。

私は今自分に出来る課題に取り組む事だと考えます。

「朝10分早く起きる」「自分から挨拶する」といった、小さな事を毎日続ける事から始める様に深見東州氏も説いておられました。

今与えられた課題に精一杯頑張って取り組んでいれば、いずれ今以上の課題が与えられます。以前も書きましたが、仕事も「収入以上の仕事をしなければ、収入は上がらない」ものです。「この程度の仕事に本気を出しても仕方ない。もっと良い仕事が来たら頑張る」と言う人に、今以上の仕事はまず回って来ないでしょう。

この日多くの事を考えました。沢山泣きました。疲れたのは遠出の為だけではないようです。でも、皆様の暖かい励ましに温かい気が流れ込んでくるのを感じました。本当に有難うございます。

考えた事はこれから少しずつ整理してお伝えしてゆきます。

最後まで読んで下さって有難うございました。希望を持てば、今日は昨日よりもっと良い日になります。今日も皆様が幸福に過ごされます様に。

今日の一言:奇跡を奇跡と認める事から、奇跡は形を持つ。

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12:37  |  始めに  |  TB(0)  |  CM(13)  |  EDIT  |  Top↑

2005'10.22 (Sat)

大抵の誤解や不安は「答えを焦る事」から生じる

今日は。今日も御訪問有難うございます。

昨日、どうしても欲しいウクライナの雑誌を見つけて、ロシア語で書いてあるのを幸い、取り寄せ可能か出版社に問い合わせるメールを出しました。もう何年もロシア語を勉強しているけれど、実際にコミュニケーションをするのは初めてです。

まだ返事は来ていませんが、宜しければ取り寄せ可能のお返事が頂ける事をほんの一瞬祈ってやって下さい^^

昨日の記事は何度読んでもどこか暗いですね。そういう時期もあります。気分が上向きの時だけブログを書くのも手ですが、この期に及んで何を弱気な。暗く沈んだ自分を隠す事を前向きとは考えられません。そういう自分もひっくるめて受け容れる事が「前向き」だと考えています。そして、そこを隠す気にはなれないのです。御理解頂ければ幸いです。

今日は思い切って昼過ぎまでごろごろしていました。そしてPCを開くと皆様の暖かいコメントと、Valeのとんでも難解な記事が!!涙と笑いと感謝の嵐で土曜日の午後が始まりました。

133回目の今日は、恒例(?!)の自分への喝の時間がやってきました。

「自分の思い通りに事が進めば成功で、進まなければ失敗」と言う簡単な二元論で済まない事は何度も確認しました。

一体何故私はここまで不安になっているのか。そして辿り着いた答えは、

大抵の誤解や不安は「答えを焦る事」から生じる。

これは何も自分との対話に限った事ではなく、他者との関わりにおいても通じる事です。相手があまり言いたくない事を無理に言わせようとしたり、相手がまだはっきり決断出来ない事に決断を迫る事は、多くの場合お互いの為にならないでしょう。相手が話してくれるのを待つのが一番で、自分に出来るのは、相手が話しやすい状況を作る事です。

成功するまで続ける以外、成功する方法はないのです。思う様にゆかないなら、ゆくまで頑張りましょう。それが苦しいのは当然です。不安も悩みも当たり前の事で、取り立てて気にする必要はありません。

不本意な事も、後になって全体として見るとその方が良かった事も多々あります。成功に至るまでの一過程となるからです。

逆に自分の思い通りに事が運んでも、その後挫折して辞めてしまっては、最早その思い通りになった事すらも失敗の一過程になってしまいます。

昨日は今まで書いてきた事を見直そうとバックナンバーを読んでいたのですが、「自分への喝」のバックナンバーにも同じ様な事が書いてありました。なんとまあ、同じ所をまたぐるぐる回っていた訳です。

けれど、それが良いのです。同じ所を回っているなら、まだそこで学ぶ事があると言う事です。無理に次へ行こうとしても大丈夫、転がり落ちてちゃんとしかるべき場所へ戻ってきます。全ては必然です。安心して下さい。

最後まで読んで下さって有難うございました。希望を持てば、今日は昨日よりもっと良い日になります。今日も皆様が幸福に過ごされます様に。

今日の一言:迷いはない。不安なだけだ。

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追伸
GRAMMATICUS - 文法人』を更新しました。「日本語と進行形」は今回で終了です。来週火曜日からは火曜日を塾講師業で学んだ事、勉強法等のお話に当て、土曜日を学問のお話に当ててゆきます。これからも宜しくお願いします。

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14:21  |  始めに  |  TB(0)  |  CM(10)  |  EDIT  |  Top↑

2005'10.22 (Sat)

都合はそれぞれ (BlogPet)

結果が成功か見えない結果を受け取れる準備を有難く受け容れる事が上がらなくても点数が下がったらがっかりきますね
誰かはこちらを「挨拶するだけで十分な相手」
と自分の頑張りを認め、仮に友達にはなれなくても「単語を○個覚えた」
と詰られると、鬱陶しい色々など持てます
前、悪口とか見えない結果にならまだ希望も持てますが
だよ♪


*このエントリは、BlogPet(ブログペット)の「Vale」が書きました。

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10:04  |  BlogPetのValeの言葉  |  TB(0)  |  CM(2)  |  EDIT  |  Top↑

2005'10.21 (Fri)

都合はそれぞれ

今日は。今日も御訪問有難うございます。



皆疲れているのか、近頃家庭内の空気が不穏であると感じます。「私だって大変だ」と反発するのは簡単ですが、それではろくな結果にならない事は十分承知しています。頑張りどころです。

私の好きな選手の中に、ポルトガル代表、マンチェスター・ユナイテッド所属のクリスチャーノ・ロナウドがいます。この人は近頃本当に災難続きです。20歳の若者には大きな試練です。これを乗り越えれば偉大な選手になるでしょう。苦難が与えられるという事は、きっとそれだけ運命に愛されているのです。

132回目の今日は、どうにもうまく行かない時に陥りがちな危険について考えてゆきます。2005年10月17日の記事『「仕方ない」−思う様にゆかない時、気持ちを楽にしてくれる言葉』とも通じるお話です。

テストで80点目指して勉強したけれど、70点台だった…ならまだ希望も持てますが、前回よりも点数が下がったらがっかりきますね。

誰かと仲良くしたいと思っても、相手がそう思っていないならなかなかうまくゆきません。「鬱陶しい」「馴れ馴れしい」と思われて逆効果かも知れません。

ギリシャの哲学者アリスティッポスが、誰かに酷く罵られて逃げ出しました。相手に「逃げるのか」と詰られると、アリスティッポスは、「悪口を言う自由もあるが、それを聞かない自由もある」と平然としたものだったそうです。

都合はそれぞれです。うまくゆかないと思う時は、これを忘れて「自分の都合だけを押し通そうとしている危険」があります。

勉強しても目標点が取れなかったとしたら、勉強の内容を吟味する事なく、単に「勉強すれば成績が上がる」と決め付けていたのかも知れません。

誰かと仲良くしたくても、こちらが相手と「もっと色々な話をしたい」と思っても、相手はこちらを「挨拶するだけで十分な相手」としか見ていないかも知れません。

たとえ成績が上がらなくても「単語を○個覚えた」と自分の頑張りを認め、仮に友達にはなれなくても、「笑顔で挨拶出来る様になった」と結果を有難く受け容れる事が大切だと思います。

「こうすればこうなる」「ああしたのだから、ああなるのは当然」と、自分の都合だけに合わせて判断していると、そうならなかった場合に苦しむでしょう。

厳しい言い方ですが、「挑戦して、成功する」と望むのはあくまで主観的な希望です。客観的には「挑戦して、何らかの結果が出る」に過ぎず、その結果が成功かどうかはこちらの受け取り方によるのです。

人事を尽くして天命を待つ。倦まず弛まず努力をし、結果を受け取れる準備をする。そして、与えられた結果を有難く頂戴する。

与えられたものに難癖をつけていては、その内何も頂けなくなる様な気がします。

最後まで読んで下さって有難うございました。希望を持てば、今日は昨日よりもっと良い日になります。今日も皆様が幸福に過ごされます様に。

今日の一言:見えない結果を疑わない事は難しい。諦めればゼロになる。

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13:37  |  始めに  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT  |  Top↑

2005'10.20 (Thu)

チャンスを活かす事とは

今日は。今日も御訪問有難うございます。



一人が言わなくても良い事を言う事で、悪い雰囲気が周囲に伝播する様子を間近に見て、とても悲しくなりました。何より、自分が巻き込まれたのが悲しかった。どうして、せめて自分だけでも何時もと変わらずいられなかったのか。課題を残し、今度はうまくやろうと工夫する楽しみが出来ました。

131回目の今日は、昨日の続き、チャンスについてもう少し考えてゆきます。

私はチャンスとはきっかけ、種の様なものだと考えています。手に入れただけでは不十分で、大切に育てて芽を出し、成功の実を結んで初めて、チャンスを活かした事になると考えます。

想像してみて下さい。きっと、多くの事を成し遂げた方の心の中には、その様なチャンスの種が大きく育った素晴らしい森があるのだと。年長の木々が、新しい芽を育てる手助けをしてくれて、人やその他の動物も安らぎを求めて集まってくる。自分もまたそこで、辛い時、苦しい時に癒しを得る。

最初の種を荒地に蒔いた直後は大変です。「本当に育つのか」「いつまで地面に水をやるだけの日々が続くのか」…

そこで倦む事なく種を育てられるかどうか。自分に与えられた種は、自分に育てる力があるからこそ与えられたのだと信じられるかどうか。

たとえその種は育てられなかったとしても、育てようとした経験は他の種を育てる時に役立ちます。地面に倒れてしまった芽や若木も、心配は無用です。森の養分となって、他の木々の中に生き続けるでしょう。

最後まで読んで下さって有難うございました。希望を持てば、今日は昨日よりもっと良い日になります。今日も皆様が幸福に過ごされます様に。

今日の一言:幸せの種にとっては苦しみの涙さえも大切な命の水。

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11:59  |  始めに  |  TB(0)  |  CM(8)  |  EDIT  |  Top↑

2005'10.15 (Sat)

読書の話:クルテク・シリーズ『もぐらとずぼん』

今日は。今日も御訪問有難うございます。




今朝はゆっくりとロシア語の記事を読み、さあ午後から更新しようと思ったら…壊れたソフトがあって、再インストールする羽目に陥りました。なかなか「時間が勿体無い」と言う焦りを克服するのは難しいですが、これも何か故あっての事。受け容れましょう。

さて、126回目の今日は、riseさん昨日のコメントに下さった「クルテクって何ですか?すごく可愛いんだけど!」との嬉しい御質問、これは是非皆様にもお伝えしたいので、記事の形でお答えします。

クルテクとはチェコ語で「もぐら」を指し、ズデネック・ミレル氏が1957年に生み出したもぐらの男の子です。森の仲間と楽しく暮らすもぐら君が、持ち前の好奇心で様々な事を体験してゆくシリーズは、今やチェコの子供達のみならず、世界中の人々に愛されています。

もっとクルテクを知りたい方は、クルテク公式サイトを御覧下さいませ。

そんなクルテク・シリーズの記念すべき第一作となった短編アニメ『もぐらとずぼん』の絵本版を御紹介しましょう。


エドアルド・ペチシカ, ズデネック・ミレル, うちだ りさこ / 福音館書店(1967/12)
Amazonランキング:24,909位
Amazonおすすめ度:



ある日、おおきなぽけっとのついたあおいずぼんを見たもぐら君は、自分もそんなずぼんが欲しくなります。

どうすればあんなずぼんが手に入るのだろう…

森の仲間たちが教えてくれたずぼん入手法…それはなんと、糸の原料となる亜麻を育てる事から始まります!


この本は私が子供の頃から家にあります。亜麻が糸になり、布になり、ずぼんになる過程は何度読んでも興味深く、このわくわく感と可愛らしいキャラクターにすっかり夢中になっていました。

大人になって読み返すと、子供の頃は気付かなかった様々な「隠し味」を見付ける事が出来ました。人生と世界の素晴らしい黄金律をふんだんに使ったこの隠し味、是非味わって見て下さい。


絵本に夢中になっていた頃、アニメ版も何作か観る機会があってますます好きになりましたが、まさかこれ程多くの関連グッズが出ているとは、最近まで知りませんでした。嬉しくなって、でも流石に全部は買えないので、気に入ったものをブログの左側に並べてみました。見るだけでも幸せです^^

2005年11月23日に完全限定生産のDVD-BOXが出るそうです。少々お値段は張りますが、ちょっと考え中の管理人です^^

◆11月23日発売◆クルテクとズデネック・ミレルの世界 DVD-BOX ≪完全生産限定≫
◆11月23日発売◆クルテクとズデネック・ミレルの世界 DVD-BOX ≪完全生産限定≫

これから『GRAMMATICUS - 文法人』の更新に取り掛かります。『РЕБЯТА(リバータ:仲間)』の更新も時間が許す限り取り組んでゆきます。

最後まで読んで下さって有難うございました。希望を持てば、今日は昨日よりもっと良い日になります。今日も皆様が幸福に過ごされます様に。

今日の一言:時間が足りないなんて言っていると、たとえ千年生きたとしても、一瞬の心地がするだろう。

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16:26  |  読書  |  TB(0)  |  CM(7)  |  EDIT  |  Top↑

2005'10.14 (Fri)

今を生きる

今日は。今日も御訪問有難うございます。



昨夜とうとうパソコンを再セットアップする事になって、寝る前に少しだけ…と思ったら朝までやってしまいました。久し振りの夜更かしです。明け方から寝ると、お昼過ぎになっていました。起きると母に「もう少しごろごろしていたら。ごろごろ出来る時ってあんまりないでしょう」と言われました。以前は「寝てばかりいる」と小言ばかり言われていたのに、不思議です。

昔は「自分では頑張っているつもりでも、周囲にはそう思われていなかった」のが、今では「自分ではあまり頑張れていない、もっと出来る筈だと思っているのに、周囲には頑張っている様に見える」様です。

ここ最近考えていた事と一致したので、この話から書き始めました。

近頃は予定をどかんと組んで、「今は大変でも慣れれば楽になる」と突っ走ってきました。その結果やりたい事の多くが中途半端で投げ出され、さらにはまるで手をつけられないものまで出てきました。

それで、数日前から考え始めたのです。「慣れてから内容を増やす」と言うのもありではないかと。適度な負荷で向上しつつ慣れる事は大切ですが、過度では逆効果も考えられます。

「どの位の負荷が良いかは自分でしか分からない。自分で判断して調節するしかない」とも母は言いました。この件に関しては、ノブさんが素晴らしいヒントを下さっています。以下は本文よりの引用です。

「例えば、自分のワクワクが30あるとしますね、
その30に対して一つ一つすべてに対して
小さな一歩を実行するんです。

先日お伝えしましたように同じ量の情熱をかけて、
どんな一歩でもOKですから実行しましょう。

すると、それぞれ個々を足したものよりも
さらに大きい、全体としての効果を得ることができるんです。
想像を超えたすばらしいことが起こり始めます。
シンクロの連続が始まるんです。」


まずは『GRAMMATICUS - 文法人』を現在の火・木・土+αから、火・土+α更新に切り替える事にしました。このままのペースでは全てがいい加減になってしまうか、苦しくなって行き詰まるだけだと判断しての事です。一度決めた事をこうも早く変えるのは…と悩みましたが、破綻してからよりは、事前に対策をする方が良いと決断しました。

目の前の事を精一杯頑張る。常に先の事ばかり考えて今を生きないのは勿体無い。野口さんが2005年10月11日付けの記事で「今を生きる」大切さを説いておられます。以下は本文からの引用です。

「迷いながらやっていると、今やっていることに全力を集中できないので、
何事も中途半端になってしまいます。」


中略

「過去は過ぎ去りました。
未来は、まだ来ていません。

私たちが手にできるのは、「今」という時間だけです。



今に集中する時、その時間が生きてきます。
今に集中する時、その時間を心から楽しめます。
今に集中するとき、「時間の主人」になります。」


Hikariさん昨日の記事に下さったコメントも引用して御紹介しましょう。

「それを「葛藤」と名付けるか、
「選択のための思考」と名付けるかで
出来事は180°変わります。

答えのない問題に迷うより、
今自分にできることをするのみ。」


私の思考が行き詰まった時にヒントを下さる方々、私が挫けそうな時に支えて下さる方々。素晴らしいシンクロが起きています。

ノブさん野口さんHikariさん、そして今日ここへ来て下さった皆様、有難うございます。

まずは今を精一杯生きよう。勉強もブログもバイトもフットボール観戦も、それに取り組んでいる時はそれに集中しよう。そこから何かまた見える筈です。

これからぼちぼちと『РЕБЯТА』の更新に取り掛かります。宜しければ遊びに来てください。

最後まで読んで下さって有難うございました。希望を持てば、今日は昨日よりもっと良い日になります。今日も皆様が幸福に過ごされます様に。

今日の一言:自分が何故完璧主義に取り憑かれてきたのか、探す旅も始まった。

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15:36  |  始めに  |  TB(0)  |  CM(9)  |  EDIT  |  Top↑
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